2014年の3月に登場した4Kビデオカメラのフラッグシップ機 SONY FDR-AX100。
奮闘記でも発売日当日に入手し、今でも現役で様々な記事添付用映像の撮影に活躍している機種です。

FDR-AX100


2017年3月で発売から4年、一般的には型落ち機として一線を後継機種に譲るタイミングですが、FDR-AX100は今年も現役バリバリの仕事をしてくれそうです。

当時は、4K60Pや光学空間手ブレ補正を搭載した純粋な後継機が2年ほどしたら出るだろうと予想されていました。
しかし、それらの機能をFDR-AX100以下のサイズにまとめることは想像以上に難しいようです。



GH5やEOS mark 1等、4K60Pの撮影可能な一眼レフカメラは既に登場していますが、民生機ビデオカメラで純粋な画質として一番綺麗に撮れるのはいまだにFDR-AX100です。

SONYのフラッグシップモデルは当たりとよく言われますが、これほど長い期間最高画質機として君臨し続けることは予想外でした。



では何故、FDR-AX100はこれほどまで長い期間画質トップの座に居座り続けられたのでしょうか。

今回はその理由について考えてみたいと思います。



以下、FDR-AX100で撮影したサンプルをまとめたものです。



https://www.youtube.com/channel/UCAQZSnJ9gCwrY0OKzRjJLUw



まずは単純に4K60Pで撮影可能なビデオカメラの開発が遅れていること。
同サイズ、同価格帯で4K60P対応のモデルが出たときFDR-AX100の役目は終わりを迎えるでしょう。

4年もの間、このスペックを満たす機種が出せなかったメーカー側の事情による面が大きいです。



二つ目の理由は後継機種を世間のニーズに合わせたこと。

後継機種としてはAX30 AX55という機種が出ています。

これらの機種は低価格化、小型化、空間手ブレ補正の搭載と世間一般のニーズに応える形の正当進化となっています。

しかし、純粋なビデオカメラの撮影スペックとしてはFDR-AX100より劣ります。

結果、綺麗さが売りの4Kビデオカメラにおいて後継機種がフラッグシップ以下となる逆転現象が起こりました。

2世代にわたってこのような現象が続いた為、画質面ではフラッグシップ機であるFDR-AX100を越えるものが出てきませんでした。



第三の理由は4Kの普及と多様化。

スマートフォンやウェアラブルカメラでも気軽に4K映像が撮影できるようになり、撮影の敷居が下がりライトユーザー達はそれらの手軽な分野に手を出しやすくなりました。

YouTube等がデフォルトで4Kファイルを飲み込むようになり、撮影した4K映像を誰でも手軽に共有できるようになりました。

メーカー側はこれらのジャンルに力を入れはじめ、私たちのような画質主義の映像オタク向けの高価格帯のモデルは需要を下げることに。

その結果、メーカー側も画質面より優先すべきものに力を注ぐようになるという当然の流れに。10万円以下でブレのない4K映像の撮れるビデオカメラが多数発売されています。



そんなこんなで時代の流れもあって、いまのところ今年も画質面でFDR-AX100を越える後継機種が出ることはなさそうです。
画質特化故に操作性や取り回しのデメリットの多い機種ですが、今年も大切に使ってやろうと思います。



デメリットは別機種で補えばよい、ということで今年はブレのない3軸ジンバル機のDJI OSMOの導入を考えています。



FDR-AX100とOSMOの良いところを合わせて、欠点を補いつつ撮影していきたいところです。

4Kビデオカメラ導入で悩んでおられる方はご参考に!

ちなみに、1機種で全て補うのであればFDR-AX55をオススメします。

多少の画質劣化はありますがあの光学空間手ブレ補正は素晴らしいの一言です。



OSMOの映像安定性はAX55を軽く凌駕しますが、バッテリーの問題と操作性を考慮すると、ビデオカメラ1台で完結させるのであればFDR-AX55が最適解でしょう。
価格も10万円以下とお手軽な点もプラス要素です。



綺麗な画を優先させたいのであればFDR-AX100を。



デメリットを補いたいのであればOSMOやジンバル一眼レフの併用を。


とりあえず4Kデビューで綺麗な画を撮りたいのであればFDR-AX55を。




追記:AX100の後継機が来ました。下記からチェック!


Let's enjoy 4K Life!!






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