ココナラというスキル売買サイトをご存知でしょうか。
ココナラは流行のクラウドソーシングの逆型のサービスで、身に付けたスキルを利用して○○してあげますよという提案ができる、何でも屋代行のようなサービスです。

ココナラ

暇つぶしを兼ねて片手間にやっていたのですが、ちょうど一年経つのでスキル提供側の目線で纏めておきます。

スキル売買については、まずはクラウドソーシングの仕組みから説明しておきましょう。

ランサーズやクラウドワークスといった大手クラウドソーシング会社が有名ですが、所謂外注マッチングサービスという仕組みになっています。
クライアントが案件(仕事)を募集し、ワーカーが入札するという一般的な受注の流れになります。
このワーカーとはフリーランス。つまり、誰でもなれて誰でもやれますよというパターン。
これらは企業同士のような煩雑なやりとりを省いた簡略的な受注契約が可能となっています。

例えば、京都に住んでいて東京のとある写真が欲しい。東京在住のカメラマンに頼みたい。
このような場合、従来であれば知り合いや代行業者に頼むしかありませんでした。
しかしこのクラウドソーシングを利用することで、クライアント(頼み手側)が条件などを指定してワーカーを募ることが可能となっています。

東京のとある写真を撮ってほしい。
著作権は譲渡で、一眼レフカメラ所有者なら誰でも。
このような応募をかけ、ワーカーからのレスポンスを待ちます。
東京に住んでいれば誰でも、もちろん私でも出来る簡易な案件ですので複数のワーカーから提案があります。
ここでワーカーはアピールをします。
こんな高価なカメラを持ってますよ!
私は1枚10円で提供できますよ!明日には納品可能です!等々。

その中からクライアントがワーカーを選んで契約成立。クライアントは業者に頼むより安く、ワーカーはちょっとした副収入にと互いに利点の発生する内容です。
これらが所謂クラウドソーシングと呼ばれる仕組みです。
実は既に私もクラウドソーシングを利用しているのですが、今回はココナラの話ですので割愛しておきます。

ココナラはそんなクラウドソーシングをさらに私のような一般ピーポー向けに敷居を下げた、逆型クラウドソーシングサービスという形になります。
横文字にするとややこしそうにみえますが、ちょっとしたお遣いサービスといった感じでしょうか。

先ほどのクラウドソーシングの例で考えてみましょう。ココナラではワーカー側が主動になります。

【東京で写真を撮影します!1枚500円】

例えるならスキルのフリーマーケットのようなものでしょうか。
自分のできることを提示し、求める人がいれば購入してもらい遂行する。
報酬はワンコインからと、まさにお使いのお駄賃感覚で一般ピーポーにも取っ付きやすい印象。クラウドソーシングがある程度専門的で高度な技術が必要なのに対し、ココナラでは趣味の延長程度でも問題ありません。

そんなココナラで趣味関連のスキルを出品し始めたのがちょうど1年前。
映像関連をメインに、エンコード代行やYouTubeのお助けヘルパー等、普段ブログ記事にしているようなちょっとした『こんなことやれますよ、やりますよ』をサービスとして出品しました。

イラスト関連のサービスは既に飽和状態のようですが、映像関連は手薄のようですぐにレスポンスがありました。
そんな幸運も重なり、参入1ヶ月で最高ランクのエキスパートランクへ難なくランクアップ。

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映像制作をメインに、基本的に片手間範囲でできることとし、小一時間で作業完了できるもののみを出品しています。
このようなサービスは片手間潰しが相応ですので、作業に追われるようでは本末転倒です。
意外ですがYouTube関連のヘルパー案件が安定して需要があり、毎月複数件の依頼を頂いています。
質疑応答形式でメッセージをやり取りするだけですので、分野特化の知識があればそれだけでサービスとして成り立ちます。

ココナラはこのような個人のスキル売買ができるサービスなのですが、利用にあたっては当然売上から手数料名目でピンハネされます。
25%〜30%なのでけっこう取られますね。
映像案件は比較的高単価ですのでそれなりのバックが見込めますが、イラスト案件等は時間の割にバックが少なすぎてブラックバイトのようになってしまう側面もあります。
参入前に自分のスキルの需要をリサーチしておくことをお薦めします。

今年に入り、作業マシンを奮発してハイスペックで組み直したのでそれらを有効活用できるような出品も増やしました。
1年間利用してみて、如何に手をかけずに回せるのかが大切だということに気付きました。
土日返上で作業なんてことになるとそれは最早単なる労働です。
労働となれば見返りが少なすぎ割に合いません。

そんな中、短時間でまわせるオススメのサービスがテンプレート出品です。
テンプレートを用意しておいて差し替えるだけで済むような案件です。
YouTubeのオープニングのテンプレート制作をサービスとして出品していますが、差し替えだけですので所用時間は納入まで含めて10分前後。その中にはエンコード時間も含まれていますので実作業は5分程度でしょうか。
20個程の雛形を用意しておき、サンプルとして展示しその中から選んでもらって文面のみ差し替えて制作しています。
こちらのサービスは1つ1000円で出品しています。購入者側にとっても、全く映像制作の知識がない人にとってはお買い得なようで、複数個まとめて依頼を頂くことが多いです。

ここからが本題というかぶっちゃけ話。
先ずは単刀直入に1年間やってみた売上を晒しておきます。

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案件単価が2349円。
私の場合1案件1時間かからない内容にしているので時給換算ですと2500円前後。
技術職扱いとするのであれば妥当なラインでしょうか。

このようなサービスを利用するメリットをあげるとすれば、仕事のように全ての依頼を受ける必要がないことですね。
面倒そうな手間のかかる案件なんかは、即答でお断りするか相応の見積もりを提示してスルーできますし、選べるというのは気分的にも楽です。

12月に入ってランク制の見直しが行われ、最高ランクのマスター2クラスへ昇格となったようです。

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さて、デメリットですがズバリ手数料の高さです。ですので、ココナラをメインフィールドとしてビジネスとして利用することはお薦めできません。
やるのであればココナラは売り込みの場として割り切ってやる方が良いです。
それ以前に、やはり片手間潰し感覚程度でまったりやるのが一番だと思います。

以上が1年間ココナラを利用してみたレポートになります。
システム自体は面白いので、趣味で培ったちょっとしたスキルを有効活用できる場としては使えるのではないでしょうか。
人との関わりもありますので思わぬ縁ができることも魅力的ですね。興味のある方はチャレンジしてみても良いでしょう