2016年6月2日。
連日の猛暑からぐんと気温が下がって涼しい一日。
この日は同行者ありでのクワガタ採集。

基本的に県外からの遠征同行希望者にはお応えするようにしています。
理由はポイントを教えても通えないから。
反対に圏内の方はお断りすることが多いです。

19時半に集合してポイントへ。
折角なんで好きに採集してください、と促すも「普段の採集風景を見学したいので私はいないものとして採集してください、後ろから邪魔にならないようについていきます」とのこと。

確かにこの考えはよくわかる。
私が他府県の方のお世話になるときも同じことを言うでしょうね。

それならばと普段通りに採集開始。
この日は気温が低いので前日よりかなり活性が下がっており、クワガタたちの姿も疎らです。
折角来てもらった手前、ヒラタぐらいはいてほしいと願いながらチェックをしてまわります。

一押しの良木のチェックに取りかかり、一通り上の方の捲れや洞を見回す。
ふと手元のごく低い位置にある捲れに目をやるとなにやら挟まっているのに目が留まる。
漆黒のボディに湾曲した大顎、サイズこそ小さいもののみた瞬間にオオクワガタだとわかりました。

いましたよ!オオクワです!
オスですね、小さいけど間違いないです。

この捲れは外部のみなので確実に抜けますよ。
せっかくなんで抜きますか??

遠路遙々来て頂いた手前、栄光の瞬間を譲る提案をしましたが二つ返事で丁重にお断りされました。

せっかくですが、初めてのオオクワガタは自分一人で行って自分だけの力で採りたいので。
うむ、これぞクワガタ人。こういう人はいつかオオクワ採れますよ。

話も纏まったのでいよいよ捲れから抜くことに。
この捲れ、毎シーズンわりと大型のヒラタが入ってたりするポイントでこれまで何度も抜いていて構造は熟知してます。
外側のみで貫通なし、浅いので確実に抜ける。

更に今シーズンは撮影機材にも改良を加えており片手が完全にフリーなので作業もし易い。
去年の採集の際には、左手でごつい4KカムとLEDライトをこのような体勢で持っていた為手間取りました。

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今年はジングルを導入し、光軸を映像の範囲に固定しているので撮影に気を撮られる心配もありません。

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流石に、初めてお会いした同行者に高価なカメラを托して撮影係頼むことはできません。
足元が悪く暗い中、事故で壊れた場合頼んだ側も頼まれた側も不幸になります。
なので今まで通り左手で撮影、右手で採集のスタイル。
この姿には流石ですねとお褒めの言葉をいただきました(笑)

その後、苦労もなく数分でオオクワガタの引き抜きに成功。
50mmないくらいで中歯タイプのオスですが綺麗な新成虫。
紛れもない天然物のオオクワガタです。

オオクワガタ採集2016


ここまでの過程を動画にまとめています。
ちなみに、地名や他採集ポイントの話をしながら採集していた為音声は削除してあります。



昨年に続き今年も天然物のオオクワガタ採集に成功。
実はこの樹にオオクワガタがいる確率が高いことはわかっていました。
先シーズンですが、何処かの大馬鹿者により上部にあった良質な洞と捲れがノミで削られました。
その様子は動画でも確認でき許されない行為ですが、裏を返せばよじ登ってノミで削ってでも採りたいクワガタがそこに居たという証。
まず間違いなくオオクワガタだと推測できます。
オオクワガタが採れる木というのは、次のシーズン以降も継続して採れるケースが多いです。
この木もまたオオクワの木として目をつけていた1本でした。

その後、数カ所のポイントをまわってこの日の採集は終了。
参考になりましたとのことで満足して帰られました。
この人ならいつか地元でオオクワガタを採集できるでしょう。

以上、2016年度のオオクワガタ採集記でした。
まだまだシーズンはじまったばかりですので、引き続き追加のオオクワを狙って行きたいと思います。


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