2013年から続いてきた外国産クワガタの100均ブリード企画。

100均のグッズのみで外国産のクワガタを育て、産卵〜羽化までこぎつけました。
唯一残ったスマトラが成熟間近にあり累代への期待も高まっていました。
しかしながら10月半ばに★になりました。

原因はおそらく温度。
外国産ヒラタクワガタということで、温室に入れ管理していましたが京都の寒さには勝てず。
これで100均ブリード企画で育てた個体はいなくなり、残念ながら企画終了となります。

3年にわたっての長期企画。
YouTubeやTwitter等でも楽しみに観ていますと多数の反響を頂いていました。
残念な結果となりましたがその集大成として、最後に100均グッズのみで100均ブリードで産まれたスマトラオオヒラタの標本を作りたいと思います。

まずは材料調達の為100均へ。
この企画の為に通ったここにくるのも今日が最後(普段は最寄りの品揃えが少ない100均を利用)。

調達したものは

ゼムクリップ、靴底ソール、ちよがみ、マチ針、裁縫針の5点。

DSC02403


ゼムクリップはケースを標本箱として使います。
こちらの100均には展示ケースも売ってましたが、このケースがしっくりきそうでした。

DSC02407


次に靴底ソールを開封。
標本にソール?と思われるかもしれませんが、こちらはマチ針を刺すクッションとして利用します。

1時間程店舗を徘徊し、メランニクリーナーやスポンジ、裁縫フェルト等クッションに使えるものを探し回りましたが、ソールが一番使えそうでした。

このように、何か使えるものを探すのも100均ブリードの楽しみの1つ。

ゼムクリップのケースで型を取り、ソールをハサミでカッティングします。
2組作って重ね、ゼムクリップケースに敷きます。

次に展足の準備のためスマトラの亡骸をお湯でほぐします。

DSC02408


60℃のお湯で約30分、足の関節が動かせるようになるのが目安です。

DSC02409


お湯から取り出し水分を拭き取り、用意した標本ケースの真ん中に配置します。

右上羽あたりを裁縫針で固定。
固定はマチ針でもかまいませんが、今回展示のことも考えて裁縫針を使います。
貫通させるのはけっこう固いので注意。

DSC02487


固定したらピンセットで軽く足を整えます。

ここからはマチ針を使って展足。

DSC02410


2本をクロスする形で固定していきます。

DSC02413


整え方は自由。
自分がカッコいいと思うように整えていきます。

クワガタ 展足


展足が終わったらこのまま約1ヶ月乾燥させます。
個体によっては数ヶ月かかりますが、今回は100均ブリードで産まれた55ミリの極小スマトラ。

DSC02411


1ヶ月で十分でした。

1ヶ月経ったのでマチ針を外していきます。

固定していた裁縫針ごと取り外し、クッションの上に飾り紙としてちよがみを敷きます。

DSC02485


完成!

DSC02494


100均グッズのみを使ってできたスマトラオオヒラタの昆虫標本です。

クワガタ 標本


出来映えもまずまず!

クワガタ 標本 作り方


これにて100均ブリード企画終了です。

スマトラオオヒラタ 標本


100均のグッズのみで、外国産クワガタを飼育し産卵させ幼虫を育てて孵化させ標本を作れることが証明されました。



本企画を長らくご愛顧頂きありがとうございました。
また何か面白そうな企画があればチャレンジしてみたいと思います。

2015年12月23日


お知らせ - 2016年7月25日 -
こちらの企画が電子書籍化されました。
電子書籍『100円SHOPの商品でクワガタのブリードにチャレンジしてみよう』

詳しくはコチラの記事にて
http://funto-ki.com/archives/52090175.html

Amazon kindleにて好評発売中!