3度目のぎっくり腰発症。
2012年にはじめて発症したときはあまりの地獄の苦しみに三日三晩寝たきりでした。
今年の2月に軽度の再発がありました。
3度目の今回は1度目に匹敵するレベルの重症でした。

2012年に地獄をみて以来、毎週かかさずマッサージとジムに通い低周波治療器を当てたりと日頃のケアを十分行ってきたつもりです。
でもあかんね、それでもなるときはなる。
なってしまったものは仕方ない。
過去2度の経験を生かしてぎっくり腰発症時の最善対処の仕方を身を呈して検証してみることにします。

発症は2015年10月18日20時。
遡ること1日、明確な布石が存在しました。
前記事に書いたように京都から車で竹田城〜姫路城とはしごしたのですがこれがトリガーになったようです。
車の運転は腰にかなりの負担がかかります。
長距離で腰が張っていたので夕方にマッサージを受けてほぐした後、バスケをしたんですがゲームの最中にゴリっと捻って発症。

やった瞬間、あーこれはヤバイと確信。
幸いその場に崩れ落ちて動けなくなるパターンではなくなんとか動ける状態。
後に寝たきり状態になる可能性があることがわかっていた為、動けるうちにやれることをやっておこうと行動を開始します。

市営体育館でやっていたのでラッキーなことにシャワーがありました。
バスケで汗をかいていたのとしばらくお風呂に入れない可能性があるので浴びておくことに。

個人的な経験からぎっくり腰は二日目が一番きついと感じます。
これはやってから患部が炎症するまでラグがある為。
1度目はサインを見逃して炎症して動けなくなるまで何もせず過ごした為に発症後すぐ動けなくなったと錯覚しましたが、トリガーが発動してからしばらくは動けるケースもあります。

その間の対処が今後の回復スピードに直結するので、ぎっくり腰になったことがないという方も頭に入れておいて下さい。
まず必要なことは患部を冷やすことです。
魔女の一撃の痛みは患部の炎症によってもたらされます。
シャワーも兼ねて水シャワーで患部を十分冷やしました。
ぎっくり腰にとって安静第一というのが最善の対処方ですが、実際そういうわけにもいきません。
今回のように出先で発症した場合は無理をしてでも今後を想定した行動をしておいた方がよいです。
何とか家まで帰り、保冷剤で本格的なアイシングをはじめました。

ぎっくり腰の時は安静に寝ておいた方がよい、ということは他のブログやコラムなんかでも必ず書かれていると思います。
しかしこれまでの経験から、寧ろそれは逆効果なのでは?と思うようになりました。
実際、一番きついのは寝て起き上がる時です。
1度寝てしまうと起き上がれない状態になってしまいます。そして魔女の一撃が襲ってきます。
これは筋肉が捻れて収縮状態で固まってしまうためで、再び伸びる時=立ち上がる時に激痛が発生する為。
このことから、もう既に身動きが取れない状態の人を除き、今回の私のように多少動ける場合は寝ない方がよいのではないか?という考えに至りました。
それを実証する為にこの日は寝ないことにします。

とはいっても既に動けないこともよくあるので、その場合は諦めて寝転んでおきましょう。
3日間地獄を味わう事になりますが、ぎっくり腰というものは炎症がおさまると確実に動けるようになります。

魔女の一撃と比喩されますが、ぎっくり腰の痛みには2種類あります。
一つはジンジンとした疼痛。
これは痛くてもまだ我慢できます。
寝転んでいる間に感じる痛みはこれ。

そしてもう一つが文字通り魔女の一撃。
スポーツをしている人は足が攣った経験があると思います。その痛みと同じ。
動かすと腰と背中が攣って硬直する→硬直がとけて再び動こうとするか元の体勢に戻ろうとするとまた攣る。これの繰り返しでその場に張り付いて身動きがとれなくなります。
その痛みは人が味わうことのできる最大限の痛みと言われています。
そんな激痛が数センチ体を動かすごとに襲ってくるのでそれはもう地獄です。

痛みは精神にも影響を与えます。
体を動かせば激痛が来るかもしれないという恐怖心から、寝たきりで寝返りすらうてないという状況に陥ります。

幸い、今回はまだ魔女の一撃は来ていない為バランスボールに座って一晩を明かします。 アイシングしながら録り溜めた海外ドラマを一晩観て過ごす。
夜が明けると職場に電話して休む旨を伝え、接骨院に向かいます。
昨晩寝てしまっていたらおそらく起き上がれずに病院に行くことはできなかったでしょう。

なんとか車で接骨院に向かい電気治療と足のマッサージ、テーピングの施術を受けます。
先生の話ではやはり初動のアイシングがよかったみたいで、これにより多少動ける状態を維持できたとのこと。

自宅に戻ってコルセットを巻きアイシングを続けながら再びバランスボール上で待機。
ゲームをしたり映画を観たりとそれなりに快適に過ごせました。
やはり寝たきりとは雲泥の差。
寝たきりでも睡眠はできないので寝たきり状態は本当に苦痛です。肉体的にも精神的にも。

時間は過ぎて翌0時。
魔女の一撃が襲ってこないのと現状維持できている安堵感から少し仮眠しようかという誘惑に駆られます。
流石に丸二日半起きっ放しなので睡眠不足で頭がボーッとする。
二日半ぶりにベッドへ。

3時間後、違和感を感じて目覚める。
背中が熱い、そして嫌な予感…
起き上がろうとする

!!!!!!!

魔女の一撃キター!!

3年ぶりの地獄再来。
動けない、元にも戻れない
子鹿のようにプルプル震えて激痛と格闘します。痛みで奥歯が痛い。
冷や汗と涙。

予感的中。
やはりぎっくり腰は寝てはいけない。
寝る場合は三日三晩寝たきりを覚悟しなければならない。

激痛と闘いながら考える。
どうする?元に戻って寝たきりで回復を待つか立ち上がるか?
どのみちどちらにせよ次の魔女の一撃が来ることは確実です。
この日はどうしても職場にいかなければならない為、立つ方を選択。

痛みに揉まれながら30分かけて立ち上がり、また30分かけて2階から1階へ降ります。
立つときは壁際にしゃがむような状態まで持って行き壁を使って立ちます。
数センチ動かすと激痛&硬直で数分間動けないので気の遠くなる作業です。
階段では片足ツイスターバランス状態で硬直するという端からみたらおかしなことに。

なんとかリビングまでたどり着き、冷凍庫から保冷剤を取り出し冷やします。
薬箱からこんなこともあろうかとキープしておいたロキソニンを引っ張りだし胃に流し込みます。
そのまま立ったままロキソニンが効くまでただただ硬直して待機。
朝方には何とか動けるようになったので接骨院へ。

先生、やっぱり寝たら悪化しました。
と報告し電気治療と足のマッサージをしてもらい少し落ち着く。
ちなみに寝ると起きられなくなる、というのは正しいらしく医者としては絶対安静と言わざるを得ないため炎症がおさまるまで寝ておいて下さいと言うとのこと。

この先生、何度も言ってるように某プロ野球球団やオリンピック競技のオフィシャルトレーナーという経歴を持っておられる為、ダメなことはダメだけどできる限りの事はさせてくれるという先生。
君のように必ず仕事にいかなければならない時は今回の対応はパーフェクトとのことでした。
そこまでしておいてなぜ仮眠したと突っ込まれましたが(笑)

予想通り炎症が治まるまで(およそ3日間)、寝たきりで安静にするか寝ないで過ごすかのどちらかみたい。
寝ない場合は当然治りが遅くなることもあるけど、今回のように必ず起きて出掛けなければいけない場合はこの方法も視野にいれておいて損はないと思います。
寝たきりになってしまってからではどうしようもないので。

その後、職場に向かい半日死にそうになりながら仕事をこなして置いていたオムロンの低周波治療器を回収。
夜に再び接骨院で施術を受け帰宅。

仕事してる時は鈍痛で辛かったですが、動いたことによりあとから少し楽になりました。
前回寝たきりになった時に学びましたが、炎症がおさまってからは動かした方が治りが早いです。
そのタイミングでアイシングから温め療法に切替ます。
炎症の判断が自分でできない場合は3日間を目安にしましょう。
スポーツをやっていて一通り怪我をしてきた人であれば炎症がおさまったらわかるでしょう。

ここからは絶対安静をといてリハビリに移行します。
低周波治療器で筋肉を動かし、軽めのストレッチをしていきます。
夜には劇的に改善し、シャワーを浴びることができました。
また魔女の一撃がくるかな?とも思いましたがこの日は普通に寝る事に。
5時間ほど寝てから起き、多少の違和感があったので動く前に布団の中で低周波治療器を当てます。
おかげで魔女の一撃の襲撃を受けることなく立ち上がることができました。
一応これで魔女の一撃の恐怖からは逃れられたと思います。
完治には多少時間はかかりますが、現状維持から回復へ向かっており精神的にも山場を越えたと感じます。

ぎっくり腰対策として、魔女の一撃発動前であれば寝ないことで寝たきりの何も出来ない状態を回避できるということが実証されました。

とはいっても完全寝たきりの方が治りも早く確実です。
あくまでもイレギュラーなどうしても外せない用事がある時用の対処として、寝ないという選択肢もあるよ程度に考えておいて下さい。

最後にぎっくり腰対処方を纏めておきます。

・発症後動けないとき→寝て回復(目安3日間)

・発症後動けるとき→アイシング、座るか立ったまま→炎症が治まったら温める→リハビリ開始

・魔女の一撃は地獄だが一生続くわけではない

・寝ると魔女の一撃発動率が跳ね上がる

・あると便利なもの→痛み止め、コルセット、消炎クリーム、保冷剤、カイロ、低周波治療器、バランスボール

なった人にしかわからないぎっくり腰。
その痛みは地獄ですが正しい知識を得て被害を最小限に抑えることが大切です。

今回のぎっくり腰はこちらの2012年の時と重篤度はちょうど同じぐらいでした。
2012年の時は勉強不足で初動が遅れた為、寝たきりにも関わらず仕事復帰まで5日間かかりました。

今回は発症直後から対処した為2日目で仕事に行き、3日目で日常生活に戻ることができました。
やはり初動が大切。なった時はすぐに対処を。

最後に、ぎっくり腰対策の三種の神器をご紹介。

1 低周波治療器
2 骨盤ベルト
3 ロキソニン

これがあるのと無いのでは大違い。
前兆や違和感のある人は手元にご用意を。

以下、ぎっくり腰対策グッズをご紹介