2014年の凱旋門賞はフランスのトレヴが昨年に続いて制し連覇達成。
日本馬はハープスター6着、ジャスタウェイ8着、ゴールドシップ14着と完敗。
勝ったトレヴが強かったという納得のレースでした。

仮柵外した馬場の良いインで溜めて馬群捌いて好位差しきり。
ベテランのジャルネ騎手の好騎乗が光ったレースでした。
日本馬はこれをやるべきやったね。
というかこれができんと来年以降の挑戦も勝ち負けは厳しい。

1着トレヴ
2着フリントシャー
3着タグルーダ
4着キングストンヒル

去年斤量差のお陰と言われたトレヴでしたが、このパフォーマンスで欧州歴代最強馬クラスであることを証明。
同時にオルフェーヴルの強さも再認識される結果となりました。
12年は今年のゴールドシップと同じ位置取りから直線で全馬ゴボウ抜きし、13年は絶好調時の軽量トレヴに食らいついた。

13年の有馬記念の力関係通りの結果と言えば結果。
ゴールドシップはあそこから差しきれる足はなかった。
だからこそ典さんにはポツンではなく、追って追ってでもエルコンドルパサーのような競馬をして欲しかったですね。
まあでも、事前のインタビューでも触れていたようにいつもどこかでホクトベガのことが頭の片隅に引っ掛かっているのでしょう。
日本ダービーも勝ったしここらが綺麗な退き時かもしれませんね。

ジャスタウェイは素直に適性距離外。
フランケルが凱旋門走っても同じような感じだったでしょう。挑戦に拍手。
個人的には現在の距離別スペシャリスト路線より、タケシバオーやオグリキャップ、ナリタブライアンのように適性距離外のレースにもあえてチャレンジするような馬を応援したくなります。
そういう意味では賛否両論ありますが、レーティングトップ保有者が適性距離のチャンピオンSではなく凱旋門賞に駒を進めたことは賞賛できることだと思います。
ファンはやっぱり強い馬同士のぶつかり合いを観たいというのが本音。

ハープスターは国内の戦績を考えても頑張った方でしょう。
3才牝馬の斤量差を持ってしてもあれが精一杯。
去年のトレヴがちょうど同じような位置取りから突き抜けているので仕方ない。
こちらもチャレンジには拍手。
斤量有利な3才牝馬でいけーと言われ続けていましたが、この結果を踏まえて斤量差〈能力差というひとつの実例ができました。
これは今後日本馬が凱旋門賞に挑戦する際のよい物差しになりそうです。

日本馬にとっては手痛い凱旋門賞挑戦でしたが、個人的にはこれでよかったかなと思います。
ここ最近、数出しゃあたる!いつか勝てる!的な面があったので。
やっぱり日本馬が勝つなら誰もが認める絶対的な日本現役最強馬で勝ってほしい。
無敗で二冠+宝塚→凱旋門賞チャレンジできるような馬が出てきてほしいですね。
来年以降に期待。

レース評としてはかなり酷評ですが、例年通り今年も日本馬の凱旋門賞挑戦を楽しんで観させてもらいました。
釣りと一緒で、凱旋門賞の楽しみは出走までの間に想像したりワクワクしたりする期間の楽しみが半分ぐらい締めてますよね。
勇敢に挑戦した日本馬三頭には拍手を贈りたい。

国内で出走した時には暖かく迎え入れてあげましょう。それではまた来年。