※回覧注意!

昆虫の写真が出てくるので苦手な方はご注意下さい。
































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最近仕事帰りにこっそり寄り道してます。


目的はこれ。
クワガタ採集です。
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地元ではクワガタのことを「ゲンジ」と呼び、小さい頃からゲン採りに夢中でした。

引っ張り出してきたらまだありました。マイバイブルです


ボロボロですが当時の宝もの。


字を読むのがやっとの小学校低学年の頃から熟読し、種類別の特徴や分布まで頭に叩きこんであります。


採集方法は蹴木一筋20年!
後は手の届く範囲で目視。


よく網持って子供連れたお父さんなんかと出くわしますが、それではあんま採れんよと。
シンプルに木を蹴飛ばして落ちてきたクワガタを捕まえるんですが、これが中々大変。


クワガタだけでなく色んな物が落ちてきます。


枯れ枝、枯葉、水滴、カナブン、カミキリムシ、スズメバチ、、、



スズメバチ!?
んなアホな!


と思うでしょ?
落ちるんです。


ここからは熟練技。
叩きこまれた情報と経験、勘を駆使して落ちてくるクワガタを瞬時に判断します。


落ちるのも当然藪の中、藪掻き分けて探すんですが、そこはゲン採り玄人。
落下の速度、音、色で瞬時に落下物をおおよそ判断できます。


落ちてくるのはだいたいノコかハコ(ミヤマクワガタ)
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こいつらは高い枝先に上るのでよく落ちる。


反対にヒラタやコクワ、オオクワなんかは木の低い位置の隙間や穴が好きなので滅多に落ちません。



カブトムシは蹴って落ちることはないし、カナブンは飛びながら落ちる。


スズメバチは落下音(落下中に葉と擦れる音)がクワガタよりもやわらかい。



、、、と、そんなマニアックなゲン採り少年でしたが、やっぱり年とると衰えますね色々、、、勘も度胸も。


動体視力も落ちて落下するクワガタを追いきれんことも多々あるし、確認できても「もしスズメバチやったらどうしよう」とか躊躇ったり、、、


こないだなんて目の前に落ちたウシカジ(巨大ノコギリ)のあまりの迫力にたじろいで、目の前で飛んで逃げていくのを呆然と眺めてました。


そんな苦笑いな出来事もありますが、つくづく地元のホームの雑木林は変わらんな〜と思います。


ノコやハコなんかは、今も変わらず腐るほど採れるし、自然は豊かなままです。


でも採集者は増えたみたいですね。
ゴミは酷いし、木がズタズタに引き裂かれてる。


木を傷つけると、そこから樹液が噴き出します。
樹液が湧くと虫が寄ってくる。



でも、それはちゃうやろーと。
自然のままで自然の中でとれよ!と。
なので灯火採集とかもあまり好きではないです。



まぁここらへんは個人個人の主観なので難しいところですが。


最低限のマナーを守って昆虫採集を楽しみましょう。


最後にゲン採り少年の一番の思い出を。



それはオオクワガタを捕まえたこと。
それも、家の裏の農道の立ちクヌギで。


黒いダイヤと呼ばれたオオクワガタ。
今でこそ飼育法が確立されて養殖や放虫が盛んにされてますが、そんなもの全くなかった時代。


当時天然物のオオクワガタは7センチで100万円とも言われていました。


そんな幻のオオクワガタを求めて、県外遠征にもばんばん出かけてたのに、自宅から10Mのところで捕まえるとはなんという神様のいたずら。


ちなみにそのオオクワガタ、うちで脱走を3回企てながら4年生き、亡くなった後も自由研究と題して標本にし、しばらく学校の理科室に飾ってありました。




※追記 2012/7/10
蹴木採集のデモンストレーションを撮りました。



告知 - 2016年6月29日 -
電子書籍『知られざるオオクワガタ』を出版しました。

詳しくはコチラの記事にて
http://funto-ki.com/archives/52088471.html

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